「保険外のセラミックと保険の白い歯はどこが違うの?」とよく尋ねられます。みなさんはどのように認識されていますか?
【セラミックの長所】
①変色がない            セラミックはレジンと違い水分を取り込まないめ、色の変化がありません。
②摩り減って変形しない      もしこれがプラスチックであれば、歯ブラシのようなナイロンの毛で磨耗していきます。
③根元の歯茎が変色しない   根元の歯茎に接触する部分がセラミックで、人に無害な材料なため、黒ずんだりという不快な変化
                     がありません。
④清潔・清掃しやすい       表面が非常に滑沢(ツルツル)なためプラークや色素を留めにくく、汚れがついてもすぐ落ちます。
⑤天然歯に近い色調       見分けが難しいほどの色調に微妙なところまで再現できます。プラスチックは単調な色になります。                     
ただし、根のしっかりしていない歯や、あまりにも虫歯がひどくて強度が弱い歯にはおすすめできません。
      


今回は歯を削る器具(タービン・エンジン)の洗浄機を紹介します。
歯を削る器具もお口の中に入りますので、もちろん!滅菌されていなければなりません。
滅菌状態にするためには高温になります。器具の中に唾液・血液などのたんぱく質が残っていると固まってしまいます。その中には微生物も含まれていますので、残っていれば一緒に固まってしまいます。そのため、このクアトロケアーという機械で滅菌器にかける前に中を洗浄し汚れ(唾液・血液・削りカス)のない状態にします。その後、高温の滅菌器に入ります。(低温で行う方法もありますが、当医院は高温のものを使用しています。)
歯を削るときには、風と水が勢いよくかかります。きれいな物を使ってほしいですよね?



今日は、毎週2回行っている定期勉強会の日です。勉強会は通常より早く出勤し、診療前に行います。
今日の内容は前歯の審美的な治療についてです。
医療は日に日に進歩します。当医院ではできるだけ新しい治療の情報をもち、逸早く取り入れ、みなさんに提供できるように努力しています。
お悩みを抱えていらっしゃいませんか?以前は無理だったことも現在は可能なことがたくさんあります。一度ご相談ください。


歯科で…「あの鏡はきれいなのだろうか…」 「このコップは誰かが使った後だったら…」などいろいろな心配事がたくさんありませんか?
そのような方に、当医院で行っていることをご紹介します。
使用したすべての器具を 手洗い洗浄→機械洗浄→滅菌・消毒 の手順で清潔に保ちます。
お口の中に使用する器具は滅菌したものを使い、コップ・エプロン・グローブ(手袋)などは使い捨てです。また、診療台は患者さんお一人ごとに洗浄液・消毒液を用いて清潔にしてから座っていただきます。
今回はステリマスターという滅菌器をご紹介します。これは短時間で滅菌レベルの状態にすることができますが、大きなものが入りません。そのため、主に歯を削るタービンなどの小さめの器具の滅菌に使用します。
毎日フル稼動で頑張ってくれます(^o^)丿



『滅菌とは生きているすべての微生物を殺菌または除去する行為のこと』
『消毒とは人畜に対して有害な微生物、または目的とする対象微生物だけを殺滅すること』
                                        (日本薬局方より)


ちょっと今日は、本日オペを行なった、骨の再生というお話をしようと思います。
基本的に、歯を支えているのは骨です。歯は骨がなくなってしまうとグラグラし抜けて
しまいます。それが、よく言われる歯周病(歯槽膿漏)です。昔は、骨がなくなってしま
うとあきらめて、抜かなければいけなくなってしまいました。しかし、現在は、骨を再生
することができる時代になっています。それにより、歯周病から歯を救ったり、骨
がなくてインプラントができなかった所にできる時代になってきました。今日の患者さ
んも成功しましたのでそれによって、おいしく食事ができる日もそう遠くないと思いま
す。ただ、そのための薬剤はまだ新しいため、保険が適用になっていないのが、残
念なところです。もし、これが保険適用になれば、もっともっと患者さんの喜ぶ顔が見
れるのにと、ついつい思ってしまいます。